― 卒業生インタビュー ―
後輩に向けて
《高校時代にやっておけば良かったこと》
実技も大事ですが、私の希望したデザイン科は学科の配点もあるので、その両立をするのが大変だったので、早い内に学科の対策をしておけば良かったと今は思います。
少しでもやっておけば、あとで実技に時間を回すことが出来るので、出来ることから少しずつ行動すると良いと思います。
《高校時代にやれたこと》
絵を見てくださる先生が居たので、実技の方に力を入れることが出来ました。実技はやはり経験も大切になっていくので、その力を培えたので強みになりました。高2の秋からは画塾にも通い始め、少しずつ絵の勉強も始めました。
芸術系大学受験に向けてアドバイス
美大受験は実技や学科と、やることが多いと思いますが、一つ一つ丁寧に自分の出来ないことを潰していけば、受験までに何とかなると思います。
私も高2の時は「私なんて出来る訳ない!」と思っていましたが、振り返ってみると、実技も学科も出来ることを少しずつ増やしていっただけだと思います。
私は実技も学科も出来る方ではありませんでした。けれど、集中して続ければ目標には届きます!美大受験する方、頑張ってください!
合格の喜びの言葉
第一希望の芸術大学に合格した嬉しさもありますが、この一年自分が実技の力を伸ばせたことが何よりも収穫でした。絵についてとことん考えることが出来たこと、周りの人々からの支えの大切さに気づけたこと、たくさん学ぶことが出来ました。親、先生方、友人にとても感謝しています。
先輩の過去作品
― 令和元年度 第12回生徒作品展 ―
これは、3年生の卒業制作を中心に在校生の作品を一堂に展示する、クリエイティブデザイン科最大の行事です。生徒たちの日頃の学習の成果をご覧いただけます。
本年は数えて12回目の作品展となります。ぜひ皆様にご覧いただき、常滑高校クリエイティブデザイン科の教育活動と、生徒たちの努力に理解を深めていただきたいと思います。
― 地域貢献 ―
科の特性を生かし、地域活動への参加・貢献にも力を入れています。地域・団体のPRポスター制作や商店街などの企画にも積極的に参加し、高校でも学校開放講座などを行っています。
令和3年3月
常滑商工会議所からの依頼で3年生20名がデザインしました。その内3点が採用されました。
令和3年2月
名古屋税関からの依頼で、課題研究グラフィックデザインコースの生徒が税関のPRポスターを制作しました。
平成30年6月
東海高等学校総合体育大会参加章缶バッジのデザインに、2年有富渚さんのデザイン画が採用されました。
平成29年7月12日
「イオンシネマ常滑」のシネマ棟入り口に設置された巨大タイルアートに、3年中根彩花さんのデザイン画が採用されました。
2017.01.11
クリエイティブデザイン科の卒業生(平成27年度卒業:古田実希さん)が3年時にCI(コーポレート・アイデンティティー)デザインの課題作品に取り組み、市原接骨院(所在:知多市ニタ股)の診察券に採用されました。
クリエイティブデザイン科では、1・2年生で学んだことを基礎に、3年生ではより専門性を高めたコースに分かれます。そのうちの一つ「ヴィジュアルデザインコース」では、実在する店舗のCI※計画をテーマに、生徒の生活圏にある店舗のデザインを見直していきます。
※CI(コーポレート・アイデンティティー)とは、その企業の持つ特性や理念を表現したデザインのこと。近年はVI(ヴィジュアル・アイデンティティー)とも言う。
課題の題材として市原接骨院さんに情報提供など協力していただきました。