常滑高校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は、明治29年創立の旧常滑高校と、昭和51年より普通科が独立した常滑北高校が統合され、平成18年4月に開校しました。旧常滑高校、常滑北高校両校の歴史や伝統を継承しつつ、地域を支える優れた人材を輩出すべく、教育活動を展開しています。
校訓「徹(てつ)」のもと、何事にも真摯な姿勢で取り組み、困難な状況にも負けず、最後までやりきるたくましさを身につけた生徒の育成を目指し、統合された2校のよき伝統を継承しつつ、新たな取組も積極的に取り入れ、活力ある学校として今日に至っています。また、普通科と工業科(セラミックアーツ科・クリエイティブデザイン科)が併置されている高校は全国でも数少なく、また普通科には国際理解コースもあり、生徒一人一人の進路希望や興味・関心に十分対応できるよう教育課程が編成されています。
令和4年度卒業生の進路実績については、在学していた3年の間、新型コロナウイルス感染症の影響で学習に制約を受けたにもかかわらず、進学希望者は、国公立大学や地元私大をはじめとした多くの大学や、看護系などの専門学校に合格しました。就職希望者は、ほぼ希望通りの企業に内定し社会人としてスタートしました。
生徒の多様な進路希望を実現するために、高校での3年間を見通した学習・進路の指導計画(シラバス)を作成し、教職員は授業を第一に、学習会や個別指導を行うなど、熱心に指導しています。常滑高校教職員が一致団結して、生徒の人としての成長、さらには進路実現のために、全力で生徒を支え、その潜在能力を伸ばしています。 今年度4月、「子供の読書活動優秀実践校」として 文部科学大臣表彰されましたが、生徒の可能性を伸ばすべく熱心な教育活動を続けてきたことを認めていただけたものだと思っています。
また、 海外研修や国際交流事業も充実しており、PTA国際交流委員会の協力を得てメルボルンのブライトンカレッジとの相互交流は20年以上続いていますし、ラオス研修旅行もすでに2回実施されました。 ここ3年間はコロナ禍のため実施できませんでしたが、今年度は、まず、ブライトンカレッジからの研修を受け入れる予定です。さらに、知多地区で唯一のリーディングスクールとして、専門学科のある高校と連携して、専門学科に学ぶ生徒にとって最適な英語の授業について研究を深めてまいります。
さて、本校は小高い丘の上にあり、眼下には深い青色の伊勢湾が広がり、遠くは対岸の鈴鹿山脈や、世界に向かって飛行機が飛び立つ中部国際空港が望めます。四季により色彩豊かな自然環境、雄大な眺望、そして登校時の坂道が、日々生徒の体を鍛え、感性を磨き、人格を醸成していると考えています。
このような教育環境のもと、常滑高校で学ぶ生徒たちは、日々積極的に学校生活に取り組んでいます。本校ホームページでは、そのような学校で活動する生徒の様子を中心に、「常高」全般を紹介させていただいています。このホームページを通して、本校の教育活動を理解してもらいたいと心より願っています。
また、夏休みと2学期には「中学生体験入学」を予定していますので是非参加して、常滑高校をより深く知ってください。皆様の参加を心よりお待ちしています。