卒業生の声(13回生)


13回生(令和2年度卒)普通科 普通コース
常滑中学校出身 K.Tさん
《金沢大学 理工学域 入学》

 私が高校3年間で目標としていたのは、「国公立大学に入学すること」でした。

 友人に恵まれて楽しく学校生活を送ることができましたが、成績は全くと言って良いほど伸びませんでした。2年生の時、部活動を辞めて勉強に専念するという決断をしました。それでも伸び悩んでいましたが、先生方に質問しに行くと、懇切丁寧に答えてくださいました。3年生の後半からは、先生方が大学の過去問を配布してくれました。また、進路室で赤本を借りることもできて、どちらもとてもありがたかったです。

 進路相談の時には真摯に話を聞いてくださり、それを踏まえた上で様々な案を示してくださいました。そのおかげで勉強により多く時間を使うことができたと思います。それらがあったから第一志望に合格できたと思うので、私はこの学校を選んで良かったと思います。


13回生(令和2年度卒)普通科 普通コース
青海中学校出身 T.Kさん
《公立諏訪東京理科大学 工学部 情報応用工学科 入学》

 私が印象に残っている授業はグループワークです。クラスの仲間と仲を深めつつ、学習の面でも理解を深めることができました。生徒の理解度に合わせた授業なので、予習・復習をしっかりすれば、好成績をとることもできると思います。また、授業以外の部活や体育祭・文化祭などでも様々な人と知り合い、仲良くなることができました。

 学習指導の面も非常に充実しており、質問に行くと先生が分かるようになるまでしっかり教えてくれました。また、補習では様々な大学の入試問題やテキストの問題を解いた後に、丁寧に解説してくれるので、自分の力を伸ばすことができました。力をつけることによって合格できる選択肢が増えるので、将来なりたい職業により近づくことができます。

 入学当初は心配や不安が多く、新しい環境で慣れないことも多かったですが、時間が解決してくれました。良い先生ばかりなので、みなさんもとても充実した高校生活を送ることができるでしょう。ぜひ常滑高校で楽しんでください。


13回生(令和2年度卒)普通科 普通コース
鬼崎中学校出身 I.Uさん
《名城大学 理工学部 機械工学科 入学》

 私の高校での思い出は部活動です。僕の所属していた部活動は決して楽ではありませんでした。しかし、その部活動のおかげで仲間との団結力、努力することの大切さを学べました。その経験から、コロナ禍で大変な中でも受験勉強に励むことができました。今思えば厳しかったあの日々も自分が成長できる大切な時間でした。

 また、私は海外語学研修に行きました。英語の難しさと楽しさ、他国の文化など多くのことを学ぶことができました。この経験は、これから自分が生きていくうえで大切なものになっていきます。これからもたくさんの国に行き、いろんな面で自分を成長させていきたいです。

 常滑高校では英語の授業で多読というものがあります。それは英語で書かれた本を読むという授業です。難しそうですが、簡単なレベルの話から読めるのでどんどん長文を読む力がついていきます。私は多読の授業のおかげで得意ではなかった英語長文が以前より自然に読めるようになりました。長文を読む力は共通テストでも大切なのでとても役に立ちました。

 私は校訓である徹の精神で、勉強や部活動などに励んできました。この学校で学んだことを、これからの生活の糧にしていきたいです。


13回生(令和2年度卒)普通科 国際理解コース
野間中学校出身 M.Aさん
《名古屋外国語大学 世界教養学部 世界教養学科 入学》

 私は3年前、国際理解コースに入るために常滑高校に入学しました。私の家からは決して通いやす良い場所ではなく通学には長い時間がかかりましたが、常滑高校での生活は私を成長させるものとなり、この学校を選んだことへの後悔は少しもありません。

 私がこの学校で学んだことの一つは、学ぶことの楽しさです。自分の好きなことを学べる喜びを実感できたのは、自分にとって大きな財産になったと感じています。そして、このように感じることができたのも常滑高校の充実した学習環境があったからであり、恵まれた環境を与えてくださった先生方に感謝しています。例えば、国際理解コースで2年生の時に参加したスピーチコンテストでは、自分の主張を大勢の前で英語で発表するという初めての経験を通し、新たな一歩を踏み出すことができました。他にも、自ら英検に挑戦するなど努力を継続したことで、この高校生活が自分の中で重みのあるものになったと感じています。「諦めないで挑戦し続ければ努力は必ず報われる」ということも高校生活で得た教訓の一つです。

 この常滑高校での3年間は、学ぶ意欲をさらに掻き立て、大学生活へのエンジンとなるような大切な時間になりました。ここでの経験を糧に、これからも学ぶことを楽しんでいきたいです。


13回生(令和2年度卒)セラミックアーツ科
富木島中学校出身 K.Iさん
《トヨタ自動車株式会社 入社》

 私は3年間セラミックス(焼き物)について学びました。具体的には、セラミックス(焼き物)の歴史、セラミックスがどのような事や物に使われているかなどを座学の授業で学びました。他にも、実際に粘土を使って皿を作ったり、置物(オブジェ)などの焼き物を作ったりする実習の授業があります。決められた材料の中で様々なデザインをして、見る人が楽しむこと、使いやすいと思う物を自分の手で作る楽しさがあります。

 3年生の授業では、3年間で学んだことを生かして自分の好きな作品を作ったり、課題研究の授業では自分達で研究するものを決め、実際に作り、失敗の原因を考え、再度作り直してより良い物にしたりする授業もあります。これらは、とても楽しいです。他の班では、ピザ窯や植木鉢、ゲームを作っている人もいます。

 自分も焼き物を作りたい、知りたいと思った人は常滑高校に入学してみてはいかがでしょうか?


13回生(令和2年度卒)クリエイティブデザイン科
知多中学校出身 R.Eさん
《椙山女学園大学 生活科学部 生活環境デザイン学科 入学》

 私はものづくりに興味があり、常滑高校のクリエイティブデザイン科に進学しました。デザイン科では様々なデザインを学ぶことができます。平面のデザインや、立体の家具、本格的な彫刻やデッサンなどをデザイン科の先生と共に協力して制作することができます。これらは他の高校では出来ない貴重な経験だと思いました。また、部活動にも力を注いできました。初心者から始めたバドミントンでしたが、先生や先輩方が優しく教えてくれるので日々成長できる場だと思いました。進路の面では私のようなデザイン科から私立大学への進学でも高校側のサポートが充実していて、頼れる先生も多くいるところが安心できました。常滑高校で学んだことを次のステージで活かせるようにこの先も精一杯頑張りたいと思います。