探究講座 キルギスの生徒との交流

 12月14日(水)、青年海外協力隊でキルギスに赴任中の英語科川合孝弥先生にお願いして、総合的な探究の時間「探究講座~ICTを使って英語に親しもう~」の講座として、本校3年生の生徒と先生の配属先のビシュケク第24番学校の11年生(16-17歳)の2名の生徒がオンラインで交流しました。

 日本側はキルギスについてほとんど知らない生徒がほとんどでしたが、クイズ形式でキルギスという国と先生の配属先の高校についていろいろと知ることができました。

 また同年代のキルギスの高校生と交流ができ、楽しい時間を過ごすことができました。

今回のオンライン交流で驚いたことは?(生徒感想) ・同じような年齢の子が何か国語も話せること ・日本の食や文化が伝わっていること ・気温が低いこと ・キルギスの国旗の意味 ・キルギスの学校の8割がロシア語で教育が行われていて、2割がキルギス語だということ ・小さな国で、人口も少ないのにいろいろな言葉が話されていたこと ・授業の選択科目の中に日本語があったこと

 今後もE-pal交流、SDGsに関連した課題についての合同プロジェクトなど、キルギスとの交流は今後も続きそうです。交流の様子を川合先生が協力隊のブログに紹介してくださいましたのでご覧ください。

≫青年海外協力隊のブログ

 また、川合先生の学校のダンス部の生徒たちがEテレのSDGs番組EテレのSDGs番組「あおきいろ」のテーマソングの英語版のワールドバージョン「The Swallow」のミュージックビデオで踊っています。ユニセフの今年の「世界子どもの日」のテーマでもある「公平性」「多様性」「インクルージョン」を訴える楽曲とダンスで一つになるミュージックビデオです。

≫ミュージックビデオ(YouTube)

~The letter from Mr.Kawai~

 私は今、キルギスの首都ビシュケク市にある、1924年に創設された1年生から11年生までの小中高一貫学校で活動しています。英語や日本語の授業はもちろん、英語クラブ、現地の先生方とワークショップをしたりしています。
 旧ソ連の影響もあり、インフラ面はあまり途上国感のない国ですが、教育は日本と異なる点が多く、現地の先生方と日々頭を悩ませながら活動しています。
 これまでの常滑高校での6年間の教員経験をキルギスに還元することで、より質の高い教育を実現させたいと思っています。また、自分自身も人として、また教員として成長したいと思っています。さらに、キルギスと日本の子どもたちの架け橋となり、皆さんには次代を展望し、世界に視野を広げ活動することのできる人になってほしいと思っています。
(追伸 キルギスは「スイスの中央アジア」と言われるほど、自然が素晴らしい国です。是非、遊びにいらしてください。)