ラオスの学校へ図書室を贈る募金活動についてのご報告です。
常滑高校では、2014年に外務省主催のJENESYS2.0で生徒19名がラオスの首都ヴィエンチャンを訪問したことをきっかけにラオスとの交流が始まりました。そして、2015年に国際理解講演会でNPO法人「ラオスの子ども」の事務局長様に講演を行っていただいた後、当時の生徒会長が主体的に呼びかけを行いラオスに図書室を送るための書き損じはがきの回収活動が始まりました。活動開始から3年後の2019年には、常滑高校から1つめとなる図書室をヴィエンチャンにあるナーカー中等学校に贈ることができました。
その後も常滑高校では、本が手に入りにくいというラオスの状況を少しでも変えていくためにESS部が中心となってラオスへの支援活動を行ってきました。例えば、ESS部では日本語の絵本にラオスの言葉で書かれた「翻訳シート」を張り付けるボランティアをおこなったり、常滑高校の図書館と一緒にオンラインでラオスの状況を知るための講座を企画したりして国際理解を深めるための活動を行ってきました。
さらに、ラオスの学校へ図書室を贈るために生徒会とコラボして募金活動をしておりました。この度皆様の御協力のおかげで、募金金額が目標の30万円に到達いたしました。たくさんの募金、書き損じはがきや切手の御寄付ありがとうございました。
今後は、集まったお金や切手を特定非営利活動法人「ラオスの子ども」を通してラオスへ図書室を贈るという形で活用していきます。
また、さらに多くの図書室を贈るために募金活動や切手、書き損じはがきの回収を続けていきます。今後も皆様の御協力、よろしくお願いいたします。