2022年12月1日
Surface でスクリーンショットを撮るには
Surface Go でスクリーンショットを撮るには、いくつかの方法があります。
本体のボタンを使う

本体上部の端にボタンがまとまっている
本体カメラ側の縁にある 電源 ボタンと 音量+ ボタンを同時に押します。([電源]ボタンを“一瞬”先に押すのがコツです。)
撮影された画像は[ピクチャー]フォルダーの[スクリーンショット]フォルダー内に保存されます。
これは Surface Go での方法です。同じ Windows PC でも、機種によって操作が違います。
切り取り&スケッチ アプリを使う
キーボードの Shift と を押しながら S を押します。
すると画面の上の方に[切り取り&スケッチ]アプリのツールバーが表示されます。
![画面上部に[切り取り&スケッチ]のツールバーが表示される](images/snip-and-sketch_01.png)
画面上部に[切り取り&スケッチ]アプリのツールバーが表示される
ツールバーの各ボタンには、以下の意味があります。自分がキャプチャしたい方法のボタンを選んでタップ/クリックしましょう。
① 選択範囲を撮影する

撮影したい範囲を選択する
- 撮影したい範囲の端にカーソルを合わせます。
- タップ/クリックしたまま対角線を描いてドラッグします。
- マウスやタッチパッドから指を離すと撮影されます。
② 自由な範囲を撮影する
曲線など、自由な範囲を描いて撮影することができます。
※ この方法で撮影した画像の中身は自由な形ですが、透明な四角い背景が外接する形で付きます。
③ 選択したウィンドウを撮影する

撮影したいウィンドウを選択
※ はじめに、撮影したいウィンドウを手前に表示させておきます。
撮影したいウィンドウをタップ・クリックします。
④ 画面全体を撮影する
表示されている画面全体を撮影します。
⑤ アプリを終了する
[切り取り&スケッチ]アプリを終了します。
① 〜 ④ いずれの方法も矢印や文字入力時のカーソルは撮影されません。
この方法は、Surface 以外の Windows 10 または 11 の PC でも同じ操作ができます。
画像の保存
画像を撮影すると、一瞬あとに右下の通知領域付近にポップアップされます。

撮影された画像は通知領域にポップアップ
撮影された画像はクリップボードにコピーされます。任意のアプリに張り付けて利用します。
クリップボードって何?
いわゆる“コピペ”(コピー&ペースト)をするときに文字や画像などを一時的に記憶する機能です。
記憶はしますが、すぐに忘れます。またファイルとして保存しているわけではないので目には見えません。必要な内容は別のファイルに張り付けて(ペーストして)保存しましょう。
- この通知を放置すると、Windows 11 では画像は[ピクチャー]フォルダーの[スクリーンショット]フォルダーに保存されます。が、Windows 10 では画像は保存されません。
- この通知をタップ/クリックすると[切り取り&スケッチ]アプリが開き、画像を編集することができます。
画像の編集
「スクリーンショットをクリップボードにコピーして保存しました」ポップアップメッセージをタップ/クリックすると[切り取り&スケッチ]アプリが開きます。
インターフェイスの説明
![[切り取り&スケッチ]アプリが起動する](images/snip-and-sketch_05.png)
[切り取り&スケッチ]アプリが起動する
右上の[□](最大化)ボタンをタップ/クリックすると画面いっぱいに広がります。
このとき、上下に分かれていたツールバーが上部にまとまります。
![[切り取り&スケッチ]アプリを最大化](images/snip-and-sketch_06.png)
広い画面で作業したい場合とコンパクトに使いたい場合で使い分けると良いでしょう。
編集ツール

編集ツールバー
① ボールペン / ② 蛍光ペン

ボールペンツールのオプション
※ 蛍光ペンツールもほぼ同じです。
専用ペン、または指で自由な線を描きます。
ボールペンツールまたは蛍光ペンツールのアイコンを一度タップ/クリックし、下に[V]が付いたらもう一度タップ/クリックするとオプションが開きます。
使いたい「色」をタップ/クリックして選び、下のバーをドラッグしてペンの「サイズ」を調整できます。
③ 消しゴム

消しゴムツール
1回タップ/クリックして画像内をドラッグすると、ペンで描いた線を消せます。
一度タップ/クリックして[V]が表示されてからもう一度タップ/クリックすると[すべてのインクを消去]メニューが表示されます。これをタップ/クリックするとそれまでに描いたすべてのインク(線)が消えます。
④ 定規

定規/分度器ツール
[定規]で直線を、[分度器]で円弧を描けます。
一度タップ/クリックすると、定規(または前に使った)ツールが表示されます。
[V]が表示された状態でもう一度タップ/クリックすると定規と分度器の切り替えができます。
定規の回転
定規は以下の方法で回転させることができます。
- 画面またはタッチパッドに開いた2本の指を当て、任意の方向に回転させます。
- タッチパッドにそろえた2本の指を載せ、奥または手前にスワイプします。
分度器(円弧)の拡大と縮小
分度器は以下の方法で拡大または縮小できます。
- 画面またはタッチパッドに開いた2本の指を当て、ストレッチアウトで拡大、ピンチインで縮小します。
- タッチパッドにそろえた2本の指を載せ、奥または手前にスワイプします。
⑤ タッチによる手書き
指を使って描きます。
描く際に使うのは ① ボールペン または ② 蛍光ペン ツールです。
これは Surface に専用ペンをペアリングしているとき、指で描く場合に指定します。専用ペンをペアリングしていない場合は変わりません。
⑥ 画像のトリミング

トリミング(切り抜き)ツール
画像の四角または四辺にある印をドラッグして任意の大きさに切り抜きます。
[✓]で切り抜きを決定。[×]で中止できます。
アプリのダウンロード
[切り取り&スケッチ]アプリは、Windows 11 に搭載されていますが、もし見当たらない場合は、以下からダウンロードできます。
キーボードを使う
Windows には、キーボードのみを使ってスクリーンキャプチャーする方法があります。
撮影したい範囲に応じて、次の方法を使い分けてください。
全画面を撮影する
Surface キーボードの Fn のランプが消えた状態で Prt Scn F8 を押します。
ウィンドウごとに撮影する
ひとつのウィンドウだけを撮影したい場合は Surface キーボードの Fn のランプが消えた状態で Alt を押しながら Prt Scn F8 を押します。
画像の貼り付け
撮影された画像はクリップボードに保存されます。そのままでは目に見えませんから、Word や PowerPoint など、スクリーンショットを利用したいアプリを表示させ、 Ctrl を押しながら V を押してスクリーンショットを貼り付けます。
Prt Scn キー
[Prt Scn]キーを使ったスクリーンショット(スクリーンキャプチャー)は、初期の Windows PC から変わりません。一部の特殊なキーボードを除き、ほぼどんな機種でも利用が可能ですから、迷ったときには[Prt Scn]キーを探してみてください。
※ 末尾の( )は、外部のウェブサイトへ移動します。