常高だより(No.011~020)

夢の実現に向けて ~1・2年進路行事~

2020年10月23日 No.020

 日ごとに秋の深まりを感じます。3年生は、就職試験が始まりました。また、進学では、推薦入試の出願も始りました。いよいよ、自らの進路(夢)を実現するための緊張した日々が続きます。特に今年は就職・進学ともに、コロナウィルス感染症の影響で例年通りにいかないことが多い中、3年生の健闘を祈りたいと思います。

 3年生に限らず、1・2年生でも秋は自らの進路(夢)の実現に向けて大切な時期です。1年生は自分の進路希望を実現するために文・理の類型を決めなければなりません。2年生は、具体的な進路先の大学や企業を決めなければなりません。自分の進路決定の参考とするために、2年生で大学の先生を招いた模擬講義が10月14日(水)に、1年生では学部・学科説明会が10月21日(水)に行われました。

 2年生の模擬講義では、大学の先生から直接にお話を聞くことで、希望している学部が自分に合っているかどうか、興味・関心を持って学ぶことができるかを確認することができます。1年生の学部・学科説明会は、大学等の先生や担当の方から、学部や学科の内容を直接聞くことで、自らの進路選択の参考にする行事です。これらの進路行事を通してよりよい進路選択ができることを期待しています。

 なお、2年生就職希望者は、この時期は11月実施予定のインターンシップの事前学習をしています。

PTA進学講演会

2020年10月13日 No.019

 早いもので令和2年度も半分が過ぎ、折り返しました。先週は3期考査が行われ、今週はコロナウィルス感染症の影響で1か月遅れの就職試験が始まります。9月後半より校内の各所で、時に優しく、時に厳しく先生方の指導を受け、面接練習に励む生徒諸君の姿を見かけます。全力で自らの進路(夢)を実現してほしいと思います。

 考査中の10月8日(木)午後3時からPTA主催の進学講演会が常滑市民文化会館で開催されました。本来は5月のPTA総会後に行われる行事ですが、学校の臨時休業により総会が中止となったので実施できていませんでした。当日は河合塾の川又柾貴様を講師として「変わる大学入試に向けての保護者の心構え」という演題で約1時間の講演でした。入試の仕組みやその背景、そして保護者として受験生である我が子にどう向き合うのかを丁寧にお話いただきました。平日にかかわらずご参加いただきました保護者の皆さまにお礼を申し上げます。

PTA進学講演会

 また、10月5日(月)には後期生徒会の認証式を校長室で行いました。これも本来は、体育館で全校生徒を前に行うものですが、密を避けるために校長室での実施となりました。後期も、球技大会などの行事があります。生徒会の皆さんの頑張りに大いに期待しています。

後期生徒会役員の皆さん

ランチタイムコンサート

2020年9月30日 No.018

 コロナウィルス感染症拡大防止のための臨時休業で始まった令和2年度も、気がつけば半分が過ぎようとしています。感染防止を常に意識しながらですが、学校生活も少しずつ、落ち着きを取り戻しつつあるような気がします。3期考査発表の前日、9月28日(月)昼休みに秋晴れの下、吹奏楽部のランチタイムコンサートが行われました。1学期終業式のサマーポップスコンサート同様に密を避けて中庭を演奏会場とし、それぞれ場所で吹奏楽部の演奏を楽しみました。

 また、この日は後期生徒会役員選挙も行われました。そして、来週は、いよいよ3期考査です。是非、がんばってほしいと思います。

 実習棟北の中庭では、セラミックアーツ科3年生が課題研究として、ピザ窯を製作していくそうです。製作過程も随時この「常高だより」でお知らせしていきます。

人波作戦(秋の交通安全運動)

2020年9月28日 No.017

 まだまだ暑い日もありますが、朝夕は涼しくなり、日ごとに秋が深まっているようです。秋の全国交通安全運動の時期に、「人波作戦」と銘打って、学校近くの国道155号線沿道で多くの生徒による交通安全の啓発活動を行っています。今年度は、コロナウィルス感染症拡大防止のために、人数を減らして計画していましたが、実施当日の9月25日(金)はあいにくの雨で、生徒会役員のみで啓発活動を校門付近で行いました。午後4時から常滑警察署の交通安全課課長さんより交通安全についてのお話を聞き、常滑市安全協働課長さんからもご挨拶いただいた後、校門前にのぼりを持って立って、下校する生徒や学校前を通過する自動車に交通安全を呼びかけました。また、参加した生徒会役員が交代でパトカーのマイクから交通安全についての広報活動も行いました。

※立哨時には、「泣き猫」のお面をつけました。

国際理解講演会

2020年9月24日 No.016

 丘陵祭(学校祭)も終わり、通常の学校生活が再開されました。コロナウィルス感染症による臨時休校で1学期にできなかった健診も始まりました。3年生では、進学希望者は共通テストへの出願準備や推薦選抜の面接練習、就職希望者は履歴書記入や採用試験に向けた面接練習などが行われています。

 9月16日(水)7時間目に国際理解講演会が開催されました。例年は1・2年生と3年生の普通科生徒を対象に体育館で実施されますが、今年は新型コロナウィルス感染症予防のために国際理解コースの生徒を中心に少人数での実施となりました。講師に公益財団法人アジア保健研修所の林かぐみ事務局長、タイトルは『「人びとの健康を人びとの手に」をめざして』で、みんなで協力し、行動することで「健康」を作り出していくこと、国際協力でもその視点が重要であることを学びました。

参加した生徒の感想(一部抜粋)

○世界中で医療を必要としている人がたくさんいると思います。彼らのために、世界のために少しでも役に立ちたいと思いました。“人から助けてもらったら、自分が困っている人を助ける。”共に生活していく共存していく社会だからこそ助けながら生きていくことの大切さを学びました。コロナウィルスの中で大変な今だからこそ共に手をさしのべ、共に戦っていくべきだと思いました。

○今、この瞬間にも、誰かが誰かのために身を削っていると思うと尊敬の気持ちでいっぱいになります。同じ星で生まれた地球市民として同じ地球市民のはずなのに、明日の飢えにおびえながら今日の飢えをしのぐ、そんな市民たちに救いの手を差し伸べるNGOの方々の活動はもっと広く知られるべきだと思いました。

丘陵祭(球技大会)

2020年9月11日 No.015

 台風や秋雨前線の影響もあって不安定な天候が続いています。先週から順延していた丘陵祭の球技大会を9月9日(水)に実施しました。文化祭と同様に新型コロナウィルス感染症予防のため、内容を変更し、体育祭に代えての開催でした。球技大会の種目もソフトボール・バレー・ミニサッカー・ソフトバレーとできるだけ密にならないものとしました。

 熱中症予防のために、大型冷風扇や氷柱入りの水桶を準備し、また同窓会より多くのテントの寄附をいただきました。

 当日は、午前中は晴れて暑くなりましたが、午後は突然の雷雨という本当に不安定な天気でした。グラウンド、コート、体育館で元気一杯、一生懸命のプレーが見られ、学校中に生徒諸君の歓声が響き渡る一日となりました。

 今年の丘陵祭は、例年とは大きく異なる形での開催でしたが、生徒諸君は、今できることで精一杯楽しんでくれたようです。球技大会終了後、3年生は球技大会の思い出に卒業アルバム用の写真撮影をしました。

 最後に、生徒会役員の皆さんを始め、開催に尽力していただいた生徒・先生方に改めて感謝申し上げます。

丘陵祭(文化公演会)

2020年9月7日 No.014

 連日の猛暑から一転、台風の影響で蒸し暑く不安定な天候が続いています。先週の9月3日(木)に学校祭(丘陵祭)の文化公演会を常滑市民文化会館を会場として実施しました。本年度は、コロナウィルス感染症予防のため、全校生徒を午前・午後に分けての開催とし、学校での文化祭は中止となりました。また、時間短縮のため、吹奏楽部や演劇部などの生徒による舞台発表をなくし、生徒有志による映像参加となりました。

 当日は、入口で健康状況を報告し、手をアルコール消毒して入場となりました。また、午前・午後での生徒の入れ替えの際には、座席の消毒も実施しました。

 文化公演会では、日本の伝統芸能である講談について基礎知識を学んだ後、人間国宝である講談師一龍斎貞水さんの立体怪談『江島屋怪談』を鑑賞しました。会場全体が引き込まれるような迫力ある話術を体験することができました。また、有志による映像では大いに盛り上がることができました。同じ会場の展示室では、美術部と陶芸部の作品が展示されました。 時間も短く、例年とは大きく異なる形での開催でしたが、充実した内容のいい丘陵祭となったと思います。生徒会の皆さんを始め、開催に尽力していただいた生徒・先生方に改めて感謝申し上げます。

文化公演会

美術部・陶芸部展示会

中学生体験入学

2020年9月1日 No.013

 連日猛暑が続いていますが、8月29日(土)に中学生体験入学を実施しました。

 当日も大変暑い日でしたが、約450名の中学生が参加してくれました。また、50名を越える保護者の方にも本校の説明を聞いていただくことができました。

 本年度は、コロナウィルス感染症予防のため、体育館での全体説明をなくし、普通科・工業科とも、各教室で学科の特長や学校生活について説明しました。普通科普通コース希望者は模擬授業に参加しました。国際理解コース希望者は図書館にてコースの特長について詳しい説明を聞き、体験授業を受けました。また、工業科は、セラミックアーツ科希望者とクリエイティブデザイン科希望者に分かれ、各学科の実習を体験しました。その後、部活動を各自見学して、解散となりました。短い時間でしたが、今日の体験入学によって常滑高校を希望校の1つとしてもらえればと思います。

 なお、11月7日(土)に今度はオープンスクールという形態で、説明会を実施する予定です。

第2回PTA陶芸教室

2020年8月24日 No.012

 連日猛暑が続いていますが、例年より早く夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。

 夏休み中の8月20日午後、2回目のPTA陶芸教室が実習棟で開催されました。前回同様、マスク着用や換気に注意するなど、コロナウィルス感染症の予防対策をしながらの陶芸体験となりました。今回の体験内容は、前半は前回と同じく茶碗の絵付けでしたが、後半はたたら皿づくりの後、ろくろ体験が行われました。

 特に、ろくろ体験は、工業科の先生たちの指導のもと、黙々とろくろに向き合って、暑さを忘れるひと時でした。

 作品は常滑焼きまつりで販売される予定でしたが、今年の常滑焼きまつりは開催方法が変更となったため、販売ができなくなりました。そこで、作品を学校で保管し、来年販売したいと思っています。

サマーポップスコンサート

2020年8月17日 No.011

 8月7日に1学期終業式がありました。コロナウィルス感染症により、臨時休業で始まった令和2年度の1学期がようやく終わりました。

 終業式後、中庭で吹奏楽部によるサマーポップスコンサートが開催されました。吹奏楽部は、新型コロナウィルス感染症のため夏のコンクールが中止になり、成果発表の機会を失くしました。そこで、日ごろの練習の成果発表のためにコンサートを計画しました。コロナウィルス対策として、屋外での開催、演奏時間10分程度とし、観客席は設けず、教室や廊下などそれぞれの場で聴いてもらうこととしました。

 薄曇りで、多少の風も吹く中、『小さな恋のうた』『I LOVE…』『がむしゃら行進曲』の演奏が爽やかで力強く校内に響きました。長かった1学期の疲れが癒されるひと時を学校中が共有したような気がします。

※録音の関係で音声が聞きづらい部分があります。あらかじめご了承ください。