常高だより(No.021~030)

夢の実現 ~大学入学共通テスト受験~

2021年1月18日 No.030

 新型コロナウィルス感染症の拡大が続き、愛知県にも緊急事態宣言が出されました。大学入試が本格的に始まりますが、今年はコロナ禍によりいつもと異なる環境となり、進学希望者は不安な毎日が続いています。それでも、自らの夢を実現するために、高校生活の集大成として、悔いのないように頑張ってほしいと思います。

 さて、1月16日(土)・17日(日)には大学入学共通テストが実施され、大学入試がいよいよ始まりました。本校でも185名の生徒が共通テストに挑みました。例年ですと、会場まで多くの先生が応援に駆け付けて、生徒の皆さんを激励するのですが、今年はコロナウィルス感染症対策として、先生による会場での激励はしないということで、前日の1月15日(金)の直前指導が激励の場となりました。体育館に集まった生徒の皆さんの様子を見ると、適度に緊張感があり、引き締まった表情をしていました。きっと実力を発揮することができると思いました。

共通テスト直前指導

 また、15日(金)から17日(日)にはクリエイティブデザイン科の生徒作品展が常滑市民文化会館で開催されました。

3学期を迎えて

2021年1月8日 No.029

 いよいよ令和3年が始まりました。新型コロナウィルス感染症の拡大が心配される日々ですが、1月7日(木)に3学期始業式を実施しました。

 全校生徒が集まるのは今日(1月7日)が最初ですが、3年生は間近に迫った共通テスト対策として「共通テスト演習」に4日(月)から取り組んでいます。多くの生徒が、最後まで諦めることなく、進路(夢)の実現に向かって教室で黙々と問題に取り組んでいました。また、部活動に参加する1・2年生の姿も見られ、コロナ禍ではありますが、今学期も予定した教育活動が何とか実施できることを祈っています。

 言うまでもなく、3学期はまとめの学期です。今年度は、コロナウィルス感染症により4・5月と学校休業がありましたが、あと3か月を有意義に過ごして新年度を迎えたいと思います。

 3学期もコロナウィルス感染症対策をしっかり行って、教育活動を継続していきます。

学校から見える冬の伊勢湾

2学期を終えて

2020年12月28日 No.028

 長い2学期を何とか無事終えることができました。内容を大きく変更した丘陵祭に始まり、1か月遅れの就職試験など、新型コロナウィルス感染症に翻弄される日々でした。

 12月24日(木)の終業式後、体育館で生徒会主催のクリスマス会が開かれました。感染予防対策をとっての開催でしたが、参加者はひと時のクリスマス気分を感じることができたと思います。

 25日(金)から冬休みとなりますが、3年生は間近に迫った共通テスト対策として「共通テスト演習」に取り組みました。最後まで諦めることなく、進路(夢)の実現に向かってほしいと思います。1・2年生も学力向上を目指して冬季学習会に参加しました。また、セラミックアーツ科の1年生は冬季学習会として「焼き物散歩道」の見学を行いました。陶都常滑の風景に直接触れることで今後の作品制作の参考とするためです。

 あと数日で令和3年となります。3学期もコロナウィルス感染症を意識しながらではありますが、教育活動を続けていきたいと思います。

教養講座 ―キャリア教育―

2020年12月22日 No.027

 新型コロナウィルス感染症が拡大しつつあります。学校では、いよいよ保護者会が始まり、長かった2学期も終わりが見えてきました。引き続き感染症対策を怠らず、教育活動を続けていきたいと思います。

 12月18日(金)に図書委員会主催で、山本恭平さんを講師として教養講座が開催され、1~3年生の三十数名が参加しました。講師の山本さんは、常滑市出身でJICAの地方行政専門家としてバングラデシュで活動されています。コロナウィルス感染症により現地での活動が難しくなったので現在は帰国されています。国際理解教育と合わせてキャリア教育の一環としてお話をしていただきました。ご自身が国際協力の道を目指した理由から始まり、学生時代の過ごし方、そして国際協力の仕事や種類など、生徒諸君が進路を考える上で示唆に富んだお話でした。ご自身の学校時代の体験や思い出などの話題もあり、今の高校生活を考えさせられる場面もありました。講演の後半では、「貧困」を考えるグループワークもありました。

生徒感想(一部抜粋)・“自分で学ぶ”という言葉がとても印象に残ったので、学校にいるときもそう思って勉強していこうと思った。学生のうちにできることはたくさん経験していきたい。 ・国際協力には興味があったので、自分の知識をさらに深めることができて、とても良い機会でした。 ・私たちは毎日のように教育を受けることができているけど、グループワークの中で登場した子は10歳で使用人として働いていることが何度聞いても日本ではありえないことで衝撃的ですが、私たちができることを小さなことでもして、1人でも多く教育を受けられるようになってほしいと思いました。

 また、この他に保護者会期間中には、職場訪問して、実際に働いている人にお話を聴くインタビュープログラムも実施されています。こちらも1・2年生三十数名が参加しています。こうした状況の中で、生徒を受け入れてくださった事業所の方にお礼を申し上げたいと思います。

 コロナウィルス感染症の中ではありますが、1・2年生も自らの進路(夢)の実現に向けて着実に努力しています。

進路情報 -大学等推薦入試結果-

2020年12月16日 No.026

 伊勢湾からの風も冷たくなり、本格な冬の訪れを感じます。新型コロナウィルス感染症は収まる気配もなく、さらなる広がりが心配されます。学校では、2学期の成績も出て、今週は保護者会、来週は終業式が予定され、何とか無事に今学期を終えたいと思っています。学校行事については、引き続き感染予防のために例年通りではない形態での実施が続いていくと思います。

 就職に続いて、新型コロナウィルス感染症の影響で例年通りにいかない部分もありましたが、大学等の推薦入試の結果が出始めました。2か月の学校休業による学習の遅れも心配されましたが、生徒諸君は夢の実現に向けて精一杯頑張ってくれたようです。なお、専門学校についても看護の専門学校を始めとして例年通り、希望校への合格を勝ち取っています。

愛知学院大学  愛知淑徳大学  愛知工業大学  椙山女学園大学  中京大学  中部大学  名古屋外国語大学  名古屋学芸大学  名古屋芸術大学  名古屋造形大学  日本福祉大学  名城大学 など

 先週末には共通テストの受験票も届きました。自分の希望した大学への合格目指して、3年間この常滑高校で学んだ成果を発揮して、是非、夢(進路)を実現してほしいと思います。

 また、2年生工業科では11月に実施したインターンシップの振り返りの発表がありました。社会人としても心構えやコミュニケーションの大切さなど、実際の職場でしか体験できないことを多く学ぶことができたようです。社会人として職場に立つときに役立つことだと思います。

インターンシップ発表会

卒業制作

2020年12月4日 No.025

 伊勢湾から吹く風も冷たさを増し、冬の到来を感じさせます。新型コロナウィルス感染症の広がりを心配しつつではありますが、学校の教育活動も落ち着きを取り戻しつつあります。学校行事については、引き続き感染予防のために例年通りではない形態での実施が続くと思います。

 そんな中ですが、工業科3年生は、卒業展(セラミックアーツ科)・作品展(クリエイティブデザイン科)に向けて作品制作に励んでいます。3年間本校で学んだことを全力で表現しようとした作品が創作されつつあります。
 是非、会場に足を運んで、作品を鑑賞していただきたいと思います。

《クリエイティブデザイン科》
 令和3年1月15日(金)~17日(日) 常滑市民文化会館

《セラミックアーツ科》
 令和3年2月11日(木)~14日(日) 常滑市民文化会館


―制作風景―
セラミックアーツ科


クリエイティブデザイン科

インターンシップ(2年生)

2020年11月16日 No.024

 コロナウィルス感染症の広がりが心配される日々が続きます。3年生進学希望者の推薦入試が始まりつつあります。例年通りにいかないことが多い中、何とか無事に大学入試が実施されることを祈りたいと思います。

 こうした中、2年生工業科の生徒は、11月11日~13日にインターンシップを体験しました。今年は、コロナウィルス感染症の心配から実施が危ぶまれましたが、受け入れ企業側のご配慮やご厚意などにより実施することができました。改めて感謝申し上げます。事前学習から事後の振り返りまで、卒業後に就職する生徒たちには貴重な体験となり、働くことの意味を考える機会にもなったと思います。

 また、普通科2年生は、11日(水)に進路ガイダンスとして、「先輩の話を聴く会」がありました。志望校合格を目指して日々受験勉強している3年生から進路についての体験談を直接聴く機会を持つことができました。

進路ガイダンス「先輩の話を聴く会」

 2年生も自らの進路(夢)を実現するためにいよいよ本格的に努力する時期になっています。

オープンスクール

2020年11月11日 No.023

 伊吹颪(おろし)の気配に冬が近いことを感じる季節になりました。コロナウィルス感染症による影響を心配しましたが、ほとんどの就職希望者が内定をいただくことができました。また、大学進学希望者の推薦入試が始まり、結果が少しずつ発表されています。こちらも学校休業による学習の遅れを心配しましたが、「合格」の2文字が多く見られます。あと2か月で共通テストもあります。3年生も進路実現の大詰めを迎えています。

 そんな中、11月7日(土)にオープンスクールを実施しました。オープンスクールは学校理解の一助として、工業科が中学生対象に実習体験や施設開放、また国際理解コースではイングリッシュキャンプとして中学生との交流を行ってきました。昨年より普通科コースでも学校説明会を行うようになり、夏休みに続く2回目の中学生体験入学として開催しています。

 当日は、約110名の中学生が参加してくれました。普通科普通コースでは、学校の説明を聞いた後、模擬授業に参加しました。国際理解コースのイングリッシュキャンプは図書館にて英語を使った活動を行いました。また、工業科は、セラミックアーツ科希望者とクリエイティブデザイン科希望者に分かれ、学科の説明を受けた後、実習を体験しました。短い時間でしたが、このオープンスクールを通して常滑高校を志望校の1つとしてもらえればと思います。

進路情報 -就職-

2020年11月4日 No.022

 日ごとに秋が深まり、いよいよ冬の気配を気にする時期になりました。コロナウィルス感染症の影響で就職試験が1か月遅い10月16日から行われました。コロナウィルス感染症により企業の求人状況が例年通りではないことも予想される中、就職希望者(35名)の生徒の皆さんは、自らの進路を切り拓くために精一杯頑張りました。以下は主な就職先企業です。

㈱トヨタ自動車  ㈱LIXIL  愛知製鋼㈱  ㈱デンソーウェーブ  ㈱ノリタケカンパニーリミテド  久野金属工業㈱  ㈱アドヴィックス  日鉄物流名古屋㈱  ㈱鶴弥  ユタカフーズ㈱ など


 次は大学進学希望者の番です。すでに、推薦入試への出願が始まっています。進学も新型コロナウィルス感染症の影響で例年通りにいかない部分もありますが、自分の希望した大学への合格目指して、3年間この常滑高校で学んだ成果を発揮して合格を是非勝ち取ってほしいと思います。

 また、10月30日(金)は好天の中で、本校伝統の闊歩訓練も行われました。

 愛知県では、コロナウィルスの感染者が少しずつ増えているようです。3年生の大学入試だけでなく、学校生活が大きな影響を受けずに、続けられることを祈る日々です。

小学校英語出前授業(国際理解コース)

2020年10月27日 No.021

 10月23日(金)に国際理解コースの2年生が常滑市立鬼崎北小学校で英語の出前授業を行いました。4年生2クラスを対象に、今年はコロナウィルス感染症の感染予防のため、1クラス毎に同じ授業を体育館で実施しました。

 授業は、本校生徒が英語で自己紹介することから始まりました。その後、ウォームアップとして体の部位を英語で確認しながら、一緒に歌を歌いました。お互いの緊張がほぐれたところで、いよいよ授業スタートです。文房具の名前を英語で紹介し、日常的な会話を練習しました。最後にハロウィンビンゴで大いに盛り上がって授業は終了しました。年代の違う子どもたちと直接触れ合うことで、参加した国際理解コースの生徒には大変貴重な経験となりました。また、楽しんで参加してくれた児童の皆さんが、英語の学習に興味・関心を持ってもらえることを期待しています。