常滑高校は2014年外務省主催のJENESYS2.0(21世紀東アジア青少年大交流計画)で生徒19名と教員2名がラオスに派遣されてからラオスとの交流を続けています。
2017年からは学校独自の研修旅行を実施しています。隔年で3月に1週間程度ラオス人民民主共和国を訪問します。主に首都ヴィエンチャンに滞在しヴィエンチャン高校で文化交流をしたり、ホームステイでラオスの生活を経験したりラオスの伝統と文化を体験します。青年海外協力隊で派遣されている日本人の活動現場を訪問するなど、国際協力について理解する貴重な経験をすることもできます。
1週間という短い期間ではありますが、日本を外から客観的に眺め、自分の価値観を見直す機会を与えられ、生徒たちはひと回りもふた回りも成長して帰国しています。
※新型コロナウイルスの関係で現在実施できていません。再開に関しては現在検討中です。
ラオスに図書館が開設できるまで
常滑高校ではNPO『ラオスのこども』(外部リンク)を通して、ラオスの教育支援に協力しています。
2015年10月の国際理解講演会でラオスの状況についてのお話を聞きました。その時の生徒会長が全校生徒に呼び掛けて、ラオスの学校に図書館を開設する運動を始めました。書き損じはがきを集めたり、学校祭でバザーをしたりしながら、寄付を集め、2019年1月にラオスのナーカー中等学校に図書館を開設することができました。
2019年のラオス研修ではその図書館を訪問し、ラオスの生徒たちと交流しました。まだまだ本が不足しているという現状を目の当たりにした参加生徒たちの働きかけで、その後も学校をあげてラオスへの支援活動を続けています。