オーストラリア国際交流 ―ホームステイ実施レポート

令和5年度 ホームステイ実施レポート

≪1年生男子生徒 「アンガス!君に会えてよかった!」

 今回ホームステイ受け入れで、心から頑張ればお互いの言葉が違っても意思疎通を図ることが出来ると言う事を学びました。

 最初、どんな子が来るのかどれくらい日本語が出来るのかが分からず緊張していると、アンガスは日本語で「こんにちは」と言いながら手を出してくれました。僕は一気に緊張が溶けてジェスチャーや慣れない言葉でたくさん質問しました。すると何となくでも通じてお互いのことが分かりとても嬉しかったです。間違えてもいいからどんどん話して行くことがとても大切だと感じました。

 アンガスが希望したゲームセンターにも行きました。バスケットボールゲームのシュート数で勝負をしたり、マリオカートで競争したりしてとても盛り上がり打ち解けることができました。最終日にはモーニングに行き、時間ぎりぎりまで話して楽しい時間を満喫しました。こんな素晴らしい時間をアンガスと過ごせて楽しかったです。

 来年度はオーストラリア訪問です。更に英語の勉強をしてもっと楽しい時間にしたいと思っています!


≪同男子生徒保護者 「ありがとう アンガス!」≫

 私はアンガスと会うのがとても楽しみでした。なぜなら「日本語が結構話せるみたいだよ」と息子から聞いていたからです。私は英語が得意ではないので少し不安に思っていましたが、これで何とかコミュニケーションが取れると分かったので希望が持てました。

 アンガスはとても礼儀正しい優しい子で、いつも挨拶をしてくれました。彼は一生懸命日本語で話し、息子は一生懸命英語で話す。見ていてとても面白い光景でした。それに触発されて私も主人も片言の英語で話しました。アンガスはそんな私達の英語を一生懸命聞いてくれて嬉しかったです。でも、アンガスのためになるべく日本語で話すようにもしました。(笑)

 アンガスが日本食が好きだということで回転寿しにも行きました。特にエビやイカの天ぷら握りがお気に入りでした。話の中で梅干しが大好きなことがわかり食卓のはちみつ梅干しをとても気に入ってくれました。また、生卵は自国では食べられないからと、卵かけご飯に挑戦したりすき焼きの生卵をとても美味しい!と嬉しそうに食べてくれて私も嬉しくなりました。

 このホストファミリー受け入れで、お互いに相手を受け入れてコミュニケーションを取るということがとても大切だと改めて感じました。

 最後の朝にもらったアンガスからの手紙を飾り、もっと話したかったなあといつも見ています。今も我が家はアンガスロスです。

令和元年度 ホームステイ実施レポート

≪2年生女子生徒 「グローバルウィーク」

   私の家にはケムロンという男の子が来ました。最初は(男の子かぁ、)というふうに思っていましたが、SNSでやり取りをしてケムロンはとても良い子だと分かり、早く会いたいと思うようになりました。

 今回受け入れをして私自身変わったことがいくつかあります。1つ目は、前より英語に関心を持ちました。ケムロンがうちに来て、とても楽しく過ごすことができましたが、その中で会話が通じないことが多々ありました。そのため、私はもっと英語を勉強して外国の人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。2つ目に国際的な交流はとても素晴らしいことが分かりました。ブライトン校生徒が日本に滞在したのはわずか1週間ですが、私は1週間が一瞬に感じるほど楽しかったです。みんなとても良い人達で日本のことを好きで勉強してくれていてとても嬉しかったので、私も世界のことをもっと知ろうと思いました。

 ケムロンはじめブライトン校生徒と過ごせたことは私にとってものすごく意味のあるものでとても充実した時間でした。


≪同女子生徒保護者 「ケムロンとの1週間」

 今回の受け入れは、我が家にとって初めての国際交流でした。娘が2年生になり、これが最後のチャンスと思い応募し、ケムロンを迎えることになりました。少し前から娘達はSNSでやり取りをしていたので、実際に会えた時には嬉しさで胸が一杯になりました。

  ケムロンはとても優しくて、明るくて、本当に良い子です。いつも笑顔で「ダイジョウブ!」と言ってくれました。学校でもあっという間に人気者になったようです。

  学校生活3日目の朝、何となくケムロンに、「調子はどうか、何か困った事はないか」と聞いてみました。彼はいつものように、「ダイジョウブ!元気デス!」と笑顔で答えて登校したけれど、その日の夕方、学校で気持ちが不安定になってしまいました。環境の変化や、言葉が上手く伝わらないことなど、色々な感情が溢れてしまったようです。アンゲリカ先生から、彼の色々な感情の中には、「ホストの家族が大好きでまだ帰りたくない気持ちもある」と聞いた時は、私も涙が溢れました。明るく見えても、色々な思いを抱えて頑張っていたんだと思うと、とても切なく、とても愛おしく感じました。

 本当にあっという間でしたが、ケムロンと過ごした1週間は我が家にとってとても素敵な思い出となり、宝物です。そしてこれからもずっと彼と交流を続けていきたいと思います。素晴らしい経験をありがとうございました。