オーストラリア国際交流 ―ブライトン校生受け入れレポート

令和元年度 ブライトン校生受け入れ 参加者レポート

≪2年生女子生徒 レポート「グローバルウィーク」

   私の家にはケムロンという男の子が来ました。最初は(男の子かぁ、)というふうに思っていましたが、SNSでやり取りをしてケムロンはとても良い子だと分かり、早く会いたいと思うようになりました。

 今回受け入れをして私自身変わったことがいくつかあります。1つ目は、前より英語に関心を持ちました。ケムロンがうちに来て、とても楽しく過ごすことができましたが、その中で会話が通じないことが多々ありました。そのため、私はもっと英語を勉強して外国の人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。2つ目に国際的な交流はとても素晴らしいことが分かりました。ブライトン校生徒が日本に滞在したのはわずか1週間ですが、私は1週間が一瞬に感じるほど楽しかったです。みんなとても良い人達で日本のことを好きで勉強してくれていてとても嬉しかったので、私も世界のことをもっと知ろうと思いました。

 ケムロンはじめブライトン校生徒と過ごせたことは私にとってものすごく意味のあるものでとても充実した時間でした。


≪同女子生徒保護者 レポート「ケムロンとの1週間」

 今回の受け入れは、我が家にとって初めての国際交流でした。娘が2年生になり、これが最後のチャンスと思い応募し、ケムロンを迎えることになりました。少し前から娘達はSNSでやり取りをしていたので、実際に会えた時には嬉しさで胸が一杯になりました。

  ケムロンはとても優しくて、明るくて、本当に良い子です。いつも笑顔で「ダイジョウブ!」と言ってくれました。学校でもあっという間に人気者になったようです。

  学校生活3日目の朝、何となくケムロンに、「調子はどうか、何か困った事はないか」と聞いてみました。彼はいつものように、「ダイジョウブ!元気デス!」と笑顔で答えて登校したけれど、その日の夕方、学校で気持ちが不安定になってしまいました。環境の変化や、言葉が上手く伝わらないことなど、色々な感情が溢れてしまったようです。アンゲリカ先生から、彼の色々な感情の中には、「ホストの家族が大好きでまだ帰りたくない気持ちもある」と聞いた時は、私も涙が溢れました。明るく見えても、色々な思いを抱えて頑張っていたんだと思うと、とても切なく、とても愛おしく感じました。

 本当にあっという間でしたが、ケムロンと過ごした1週間は我が家にとってとても素敵な思い出となり、宝物です。そしてこれからもずっと彼と交流を続けていきたいと思います。素晴らしい経験をありがとうございました。