2023年3月27日

OneDrive ( ワンドライブ )  の利用

配布された課題や、授業で作成した文書や表、画像やスライドを、自宅でも閲覧したり引き続き作業をしたい場合、OneDrive を利用すると、自分のスマートフォンや自宅のパソコンからも同じファイルを使えるので便利です。

OneDrive ってなに?

Microsoft が提供するオンラインストレージサービスです。スマートフォンやパソコンなど、インターネットに接続できる環境があればデータの保存と閲覧、共有ができます。似たサービスには iCloud Drive や Google Drive があります。これらは利用したことがある人もいるのではないでしょうか。

生徒のみなさんは、OneDrive を学校の Microsoft 365 アカウントで利用することができます。

使い方

アプリから利用する

OneDrive アプリを利用する場合、まず初期設定を行なって下さい。初期設定が終わったら、いつも通りにファイルを編集したり保存したりしてください。以降は自動的に同期を行います。

スマートフォン用アプリ

スマートフォンから OneDrive を利用するには、アプリが必要です。

「Microsoft OneDrive」をApp StoreでPlay Store から OneDriveをダウンロード
パソコン用アプリ

Windows 10 以降には、すでに OneDrive がインストールされています。

「OneDrive」をMac App StoreでWindows にインストール済み
初期設定

ここでは Surface Go (Windows PC) から利用する場合を説明しています。スマートフォンまたは Mac から利用する場合は、AppStore または Google Play からアプリをダウンロードして、学校のアカウントでサインインしてください。

  1. スタートボタンをタップ/クリック
  2. 検索ボックスに「onedrive」と入力
  3. OneDrive アプリが検索されるので[開く]をタップ/クリック
  4. スタートメニューから OneDrive アプリを検索する
    スタートメニューからOneDriveアプリを検索する
  5. [OneDrive を設定]ページで、学校のアカウント名を入力
  6. [サインイン]をタップ/クリック
  7. 学校のアカウント名を入力してサインイン
    OneDrive にサインイン
  8. 学校のアカウントのパスワードを入力しましょう
  9. 学校のアカウントのパスワードを入力
    パスワードを入力
  10. OneDrive フォルダーの場所を確認して[次へ]をタップ/クリック
  11. OneDrive フォルダーの場所を確認する
    OneDrive フォルダーの場所を確認する
  12. [フォルダーをバックアップ]ページで、表示されている3つのフォルダーにそれぞれ青いチェックマークが付いているか確認してください。もしチェックされていなかったら○をタップ/クリックしてチェックします。
  13. バックアップするフォルダーの選択
    バックアップするフォルダーの選択
  14. [OneDrive についての理解を深める]ページと、つづく[ファイルとフォルダーの共有]ページの内容を確認し[次へ]をタップ/クリック
  15. [次へ]をタップ/クリック
    [次へ]をタップ/クリック
    OneDrive フォルダーからファイルを共有する方法
    OneDrive フォルダーからファイルを共有する方法
  16. [すべてのファイルをオンデマンドで利用できます]ページに表示される3つのアイコン(マーク)は、ファイルの状態を確認するために必要な情報です。かならず内容を一読してください。確認したら[次へ]をタップ/クリックします。
  17. OneDrive フォルダーに表示されるアイコンの意味
    OneDrive フォルダーに表示されるアイコンの意味
  18. [モバイルアプリを手に入れる]ページで[後で]をタップ/クリック
  19. モバイルアプリは各アプリストアからダウンロードする
    モバイルアプリは、各アプリストアからダウンロードします
  20. [OneDrive の準備ができました]ページで[OneDrive フォルダーを開く]をタップ/クリックしてフォルダーを開きます。
  21. OneDrive フォルダーを開いて、内容を確認しましょう。
    OneDrive フォルダーを開いて、内容を確認しましょう
ファイルの同期を確認

OneDrive に保存したファイルは、インターネット経由で自動的に同期されます。ということは、インターネット接続がないと他のパソコンやスマートフォンから見ることはできません。「課題の続きを家でもやろう」とか「明日授業で使う文章を書き終えた」と思っていても、使えないと困ります。

ファイルが同期されているかどうかは、通知領域で確認できます。
ファイルが同期されているときの OneDrive ステータスシート
ファイルが同期されているとき
ファイルが同期されていないときの OneDrive ステータスシート
ファイルが同期されていないとき
  1. 正常に同期されている OneDrive アイコン。これをタップ/クリックするとステータスシートが開きます。
  2. 同期されているフォルダーを開きます。
  3. 同期されているファイルが、新しいものから順に表示されています。
  4. ファイル同期の状態が表示されています。
  5. OneDrive の設定画面を開きます。
  6. 同期が一時停止している時のアイコン状態。タップ/クリックしてステータスシートを開きます。
  7. ファイルの同期がされていない旨のメッセージが表示されている。これをタップ/クリックすると同期を再試行します。
OneDrive へバックアップ

OneDrive にファイルを保存・同期しておくと、万が一スマートフォンやパソコンが壊れてしまった時でも、他の端末からファイルを閲覧したり編集したりできます。初期設定をするときに、バックアップの設定も忘れずにチェックしておきましょう。

もし設定を忘れてしまったら、OneDrive の設定画面から変更できます。
  1. タスクバーの OneDrive アイコンをタップ/クリック
  2. [⚙]をタップ/クリック
  3. [⚙ 設定(B)]をタップ/クリック
  4. OneDtive の設定を開く
    OneDrive の設定を開く
  5. [同期とバックアップ]画面で[バックアップを管理]をタップ/クリック
  6. [同期とバックアップ]画面
    バックアップの設定を変更・確認する
  7. [フォルダーのバックアップを管理]画面でバックアップするフォルダーを確認して[バックアップの開始]をタップ/クリック
  8. ※ フォルダーのアイコンをタップ/クリックするたびにバックアップのオンとオフの設定が切り替わります。

    [フォルダーのバックアップを管理]画面
    すべての背景がグレーになっているか確認します
  9. OneDrive へのバックアップが開始されました
  10. バックアップが開始されている
    [進捗を見る]をタップ/クリックするとステータスシートが開きます
空き領域を増やす

OneDrive の  Files on-Demand ( ファイル オンデマンド )  機能を使うと、必要なファイルだけをダウンロードできるため、パソコンやスマートフォンのストレージ容量を節約できます。

  1. 緑色のチェックがついている(このパソコン上にコピーされている)ファイルを2本指タップ/右クリックします。
  2. 表示されたコンテキストメニューから「空き領域を増やす」をタップ/クリックします。

※ OneDriveに保存されたファイルにつくアイコンの意味  を確認しておいて下さい。

ファイル・オンデマンドを利用してストレージの容量を節約する
ファイル オンデマンドを利用して容量を節約する
設定の確認

[空き領域を増やす]が表示されませんか? OneDrive の設定を確認して下さい。

  1. 「ファイルの同期を確認」の項目を参照して OneDrive の設定画面を開きます。
  2. [同期とバックアップ]画面で[詳細設定]をタップ/クリックします。
  3. [ファイル オンデマンド]のスイッチを[オン]にします。
ファイル オンデマンドの設定をオンにします
ファイル オンデマンドの設定をオンにします

ウェブブラウザーから利用する

Windows PC や Mac などのパソコンでは、アプリをインストールしなくても Edge や Chrome などのウェブブラウザーから利用できます。

ただし、この場合は手元のパソコンとの“同期”はできません。選んだファイルだけを OneDrive にコピーすることになります。また、削除したファイルの復元は、ウェブからしかできません。

ブラウザーで開く
  1. ブラウザーから利用するには、Office.com にサインインします。解説はこちら。
  2. Office.com の左上にある[アプリ起動ツール]アイコンをタップ/クリックします。
  3. [OneDrive]のアイコンをタップ/クリックします。
  4. アプリ起動ツールを選択
    左上にある[アプリ起動ツール]をタップ/クリックします
ファイルのアップロード

OneDrive にファイルをアップロードするには、ブラウザウィンドウにドラッグ&ドロップするか[アップロード]ボタンを使います。どちらでも使いやすい方法で行って下さい。

ドラッグ&ドロップ
  1. ウェブブラウザーで、OneDrive を開きます。
  2. エクスプローラーで、アップロードしたいファイルのあるフォルダーを開きます。
  3. OneDrive が表示されたブラウザーウィンドウの手前にコピーしたいファイルのあるフォルダーウィンドウをずらして重ねます。
  4. コピーしたいファイルをブラウザーウィンドウへドラッグ&ドロップします。
    ※このとき、OneDrive のウィンドウにうっすらと青い線が表示されるはずです
  5. ドラッグ&ドロップしてファイルをアップロードする
    ドラッグ&ドロップしてアップロードする
[↑アップロード]ボタン
  1. ウェブブラウザーで OneDrive を開きます。
  2. [ホーム]タブを表示した状態で少し下にスクロールします。
  3. 右側に[↑]または[↑アップロード]があるので、タップします。
  4. 画面の指示に従い、アップロードしたいファイルを選びます。
  5. アップロードボタンからアップロードする
    [↑アップロード]ボタンからアップロードする

アップロードできない場合、ファイル名に使ってはいけない文字が含まれていたり、OneDriveでは扱えない種類のファイルということが考えられます。

こちらの説明  をご覧ください。

ファイルのダウンロード

OneDrive からファイルをダウンロードするには[その他のアクション]を利用します。

  1. ファイル名の横にある[…]をタップ/クリックします。
  2. [ダウンロード]をタップ/クリックします。
  3. OneDrive からファイルをダウンロードする
    縦向きの[…]からダウンロード
  4. パソコンやスマートフォンの[ダウンロード]フォルダーにあるはずです。
削除したファイルの復元

OneDrive 上で誤って削除してしまったファイルは、削除してからしばらくは復元できます。こちらの解説をご覧ください。

この操作は、ウェブブラウザーから Office.com にサインインして行います。サインインの仕方はこちら

OneDrive で削除したファイルまたはフォルダーを復元する|Microsoft サポート  

文章は機械翻訳のため分かりにくい部分が多いですが、動画がとても分かりやすく説明しています。

参考資料

※ 末尾の( 外部のウェブサイトへ移動します )は、外部のウェブサイトへ移動します。